iostat
iostatが見ているレイヤー
ブロックレイヤーのIOキュー
まとめ
- iostatで例えばutil(ディスク使用率)が99%近くでもそのデバイスファイルに紐づく物理デバイスがraid0などで複数ある場合はIOは分散されているので各ディスクに実際の使用率は低いということが起こりえる。
- iostatではシンプルな構成、デバイスファイルと実デバイスが一つに結びつけることができる時(pvdisplay の結果一つしかない場合など)は下記コマンド結果の指標が有効に働く。
下の場合、/dev/vdaがディスク一つに対応している場合、問題無いが、/dev/vdaが実際には複数の物理ディスクに対応しているような場合、iostatから見たレベルの/dev/vdaの使用率が100%でも、裏では各ディスクにそれぞれアクセスしているので、各ディスクの使用率は全然低いということが起こりうる。
avg-cpu: %user %nice %system %iowait %steal %idle 3.99 0.00 1.00 4.98 0.00 90.03 Device: rrqm/s wrqm/s r/s w/s rsec/s wsec/s avgrq-sz avgqu-sz await r_await w_await svctm %util vda 0.00 51.16 0.00 21.93 0.00 534.22 24.36 0.07 3.27 0.00 3.27 2.82 6.18 dm-0 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 dm-1 0.00 0.00 0.00 1.33 0.00 10.63 8.00 0.00 2.25 0.00 2.25 1.25 0.17 dm-2 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 dm-3 0.00 0.00 0.00 68.44 0.00 523.59 7.65 0.39 5.77 0.00 5.77 0.88 6.05